2024/07/10 07:39

映画のあらすじ

この映画は「ツナグ」といわれる生きている人と死者を繋ぐ役割の人がいるという世界線です

しかし、その中にもルールがあり、死者と会えるのは一回だけ、死者の方もその機会は一回だけ。

死者へアプローチして断られたらその権利は一生消失するというルールの元、死者へのアプローチをしないといけません。

映画の中で様々な人が様々な会いたい人と会います。

ここは深く記載するとネタバレになるのでもう書きません

気になるかたは見てみてくださいね😊

映画を見て思うこと

僕は映画を見て思ったのは、その中で死者との面会の時

みんな平然と話をしていた描写ということです。

思うことがあり、面会したのに最初は「いつものように」話しかけるのです。

この映画の監督は死者とあっても自分の中で実感が沸かない

そんな思いの描写を描きたかったのでしょうか?

限られた時間の中話をしてドアの前でのバイバイの時の表情

みんな、何かすべてを話しきれなかった表情を残しながらお別れをしているような感じがしました。

死者と会えるなら

あなたは誰と話しますか?

この映画では死者がどういう世界なのか

なんかは表現されません

死者の世界というより

「生きている中で何をするのか」

そういう表現がたくさんちりばめられています。

例えば、異性への告白。

とある女子高生が交通事故で亡くなりました。

その子は同級生の男の子は好きなのですが、言えないまま亡くなってしまいます。

その子のシーンは徹頭徹尾衝撃的でした。

その子は「私は後悔だらけだから」と言っていました

死んでもその子は傷ついていました。このシーンは是非見てほしいです

言葉を選ばずいうと

バカは人を知らないうちに傷つけます

ここでのバカは人の感情を察することのできない人を指します

そんなバカは世界にごまんといます

僕はそういう馬鹿を避けて生きる事こそが人生の重要なテクニックだと思います

しかし、樹木希林は上手いですわ

最高です

劇中の疑問提起

「死んだ人に会いたいというのは生きている人のエゴではないのか?だって死んだ人は安らかに生きているのかもしれない。それを邪魔する、自分勝手に会いたいというのはどうなのか?」

主人公がこう発言するシーンがあります。

もし、仮にこの世に「ツナグ」がいるとしてあなたはこういう疑問も生まれる中、その方に会いますか?

僕もここには考えさせられました。

しかし、僕なら会いたい!が勝つでしょう

自分が前に進むために僕のわがままを押し通してしまうと思います

あなたは我慢しますか?

それとも会いますか?

「エゴ」「後悔」「是か非か」

かなり主観的な感情のぶつけ合いになりますよね

「後悔」とは

人生のいろいろなイベントを体験する中で後悔や懺悔

いろいろな感情が出てきます

後悔はずっと、魚の骨のように自分の心に刺さります。

それが死者との関係の中に会ったら?

そうでなくても、後悔というものをしっかり自分の中で咀嚼して進むしかないのではないでしょうか?

「ツナグ」を利用するにも一回だけ。そして一人の人のみ。

悩みますよね!悩んで*2…でも僕は使います。

劇中の会った人たちの感情とは..

死者との面会を果たした人たちはどう思ったのか。

そこは一人ひとり丁寧に言葉にして表現されています。

みんな、「ツナグ」に対してありがとうと言っていました。

やはり会って後悔はない。その中でそれぞれの蟠りが解けるのかもしれません。

何がありがとうなのか。アバウトなんですよ

会わせてくれてありがとう

それだけではない気がします

あえて、これ以上表現にしないところは視聴者へ行間を読むべきところなのかもしれません

まとめ

「残されたものはどうしようもないほどわがままで、わがままになるしかない」

映画中のセリフです

「後悔」や「わがまま」人はどう生きても正解も見つからないかもしれません

しかし、後悔だけはだめかもしれません。

後悔するくらいなら、チャレンジして後悔しとけと、

やらない後悔は一生引きずるかもしれません

あなたは自分の人生

どのように後悔せず生きますか?